【R2023】カイリューガチグマ2軸対面構築【シングルS12】

◎はじめに

わた わた。どうもわたぼうです。

今期はレート2000を達成でき、そこから少し増やすことにも成功しました。嬉しいです。

今回の構築はこんな感じです。

◎構築経緯

前期の経験から、この環境は全体のパワーが高すぎて交代や受けに回る戦い方は難しいと感じたため、今期はとにかく対面的に強く戦うことを意識しました。

まず、初手から投げて多くのポケモンに優位が取れるカイリューを飛行テラバースト型で採用しました。

カイリューと組ませるポケモンとして、サーフゴーが攻守両面で最適だと感じたため採用しました。対面性能を重視してスカーフにしました。

次に、汎用性の高いタスキ枠が欲しかったので、連撃ウーラオスをタスキで採用しました。ウーラオスがいるだけで壁やオーロラベールの対策になるため、入れ得だと感じました。

カイリューサーフゴーウーラオスを基本選出としましたが、これだけだと初手にカイリューを投げづらい試合が難しくなります。

そこで、カイリューに匹敵するぐらい初手性能が高い赫月ガチグマをチョッキで採用することにしました。

カイリューが投げれない試合はガチグマから始動する、2軸で動く立ち回りとしました。

ここまででカイリューとガチグマどちらで始動するにも、パオジアンがやや重めなことが気になりました。そこでキョジオーンを採用し、パオジアンの選出自体を少しでも抑制することにしました。このキョジオーンの型については後述します。

最後に、ここまでで重いイダイトウに対して強く出たかったのと、ステロ等で行動保証がなくならないアタッカーが欲しかったため、「化けの皮があってなんやかんやできる」ミミッキュを採用し、構築完成としました。

◎構築コンセプト

カイリューとガチグマの2軸を使い分け、高火力×行動保証で対面的に強く戦う。

◎単体紹介

・赫月ガチグマ

ひかえめ H244 C252 S12

HPはコノヨザルのいのちがけで相討ちを取られないようにしたかったため、意図してぶっぱの奇数最大値にしています。結果的に物理特殊の両方が固くなったので良かったです。

極限まで受からせたくないためCは特化、あまりはミラー意識のSです。

ノーマルテラスで採用したことで凄まじい火力を引き出しました。対面性能がすさまじく雑に投げても仕事してくれました。

そのぶんメタも多く張られていたため、特にイーユイがいる相手には初手に投げるのは控えるようにしていました。

・連撃ウーラオス

意地っ張り A252 D4 S252

タスキなのでとにかくASぶっぱです。

このポケモンのおかげで壁構築にも高い勝率を維持できました。

このポケモンはタスキだと、アイススピナーがあるおかげでゴリランダーにも対面勝つことができるのが非常に強かったです。

カイリューと並んでずっとぼくを勝たせてくれていてとても心強いポケモンです。

ミミッキュ

意地っ張り H4 A252 S252

ごく普通のASぶっぱです。

耐久を振るか悩みましたが、特に思い浮かばなかったため遅いウーラオスを抜くメリットを取りました。

ステロ+イダイトウのような相手に最も対策になるのが強かったです。ハバタクカミのストッパーになれるのも偉かったです。

炎オーガポンの登場で動かしにくいと考えてましたが、炎オーガポンを事前に処理または影打ち圏内に入れながら後発で出せれば強かったです。

・キョジオーン

わんぱく H252 B252 D4

食べ残し無しでも物理に役割を持ちたいためHBぶっぱです。対特殊性能はほぼ切っています。

だいぶ珍しめな型のキョジオーンになっていると思います。

初めはパオジアン抑制のための見せポケでしたが、ステロが刺さっている相手が環境に多かったため、選出に組み込める型を考えました。

確実にステロを撒かせたかったので、行動保証と挑発耐性を両立させるために頑丈メンタルハーブで採用しました。

技は塩漬け、自己再生、ステロは確定で、@1はみがわりに強くするためにボディプレスにしました。

テラスは連撃ウーラオス意識の水ですが、なるべく切らないように立ち回りました。

・サーフゴー

臆病 H4 C252 S252

最速1舞カイリューやスカーフミラーに強気に出られたり、準速スカーフウーラオスに同速対決できるメリットを意識して最速CSにしました。

黄金の体で変化技を拒否しつつ、自身はトリックでスカーフを押し付けることができるのがとても強かったです。

カイリューと組ませれば相手に無限の圧を与えることができました。

鋼テラスゴールドラッシュの火力が凄まじく、先述したキョジオーンでステロを撒いてから鋼テラスゴルラで勝てる試合も多かったです。

技をシャドボ、ゴルラ、トリックまでは確定で@1で悩んでいましたが、最終的には範囲補完に優れた10万ボルトにしました。

カイリュー

意地っ張り H4 A252 S252

構築のエースにして最強のポケモンです。

初めは耐久振りで使っていましたが、最終的に準速ASにしました。ミラーや遅いサーフゴー、ランドロスに上から動けるのが強いメリットに感じたためです。

飛行テラス+火力1.2倍アイテムの青空プレートにより、初手から多くのポケモンを吹き飛ばしてくれました。

鋭いくちばしではなく青空プレートなのは、ただ単に珍しいアイテムの方が面白いと感じただけです。

技構成はテラバ神速地震アンコールにしました。対ゴーストを考えアクアジェットを採用するかずっと悩みましたが、どの技も抜けなかったので最終的にはこのままにしました。

相手にコノヨザル、パオジアン、カバルドンなどがいるときは初手カイリューを投げないように心がけていました。

◎基本選出

カイリュー+サーフゴー+@1

最も基本的な選出です。だいたいカイリューサーフゴーはセットで、@1はなんでも臨機応変に選びます。

・ガチグマ+ウーラオス+ミミッキュ

カイリューを投げれない場合はガチグマを軸にしたこのガチ対面選出です。

・キョジオーン+@2

キョジオーンのステロから試合を運びたいときの選出です。特に受けサイクル寄りなパーティーにはステロと合わせて高火力で詰めていました。

◎苦手な相手

・初手カイリューに向かって鉢巻水テラ水流を撃ってくるウーラオス

飛行テラバを押すためカイリューが出落ちしまい負け濃厚です。これは割り切るしかなかったです。非テラスでゴツメな可能性をケアしてきてほしいです😢。

・初手カイリューにカウンターしてくる襷ウーラオス

これも飛行テラバを反射されて出落ちします。電磁波などの可能性をケアしてきてほしいです😢。

・アーマーガア

カイリュー、ガチグマ両方が止められてしまうため立ち回りに制限がかかって苦手です。頑張って処理していました。

・受けループ

ステロと高火力を合わせて戦っていましたが、厚底ブーツクレベース+ハピナスの並びが突破できないです。クレベースが出されない場合は勝てました。

◎おわりに

構築記事は以上となります。ここまで見てくれてありがとうございました😊

この構築はかなりスタンダードで強かったと感じるので、参考になったら嬉しいです。

ではまたね、ありがとうわた🎶