【最終229位】BIG6 with 蛇の王【シングルS17】

◎はじめに

わた わた。 どうもわたぼうです。

今期は、前期ほど満足いく成績は残せませんでしたが、レート2000は残せたことと、自分の反省のために構築記事を書きます。

前期と被ってる部分も多いため、やや簡易な記事になりますが、読んでいただけると嬉しいです。

↓使用構築です

◎構築経緯

今期も前期の構築をベースに組むことにしました。そのまま使うのはやることがバレていて厳しいと考え、変更を加えました。

まず、使用感が良かった耐久振りタスキ水ウーラオスCSエナジーハバタクカミオボン電気パオジアンの3体はそのまま軸として続投しました。

次にチョッキノマテラガチグマも耐久型ポケモンの破壊要員として強かったため続投しました。

次に、今期は構築にステロ要員を採用しないことにしたため、ステロに依存せずに高い抜き性能がある、スケショ鋼カイリューを採用しました。

最後に、ここまでで勝てない受けループや胞子に強く、ママンボウオーロンゲの受けサイクルも破壊できるポケモンであるジャローダを採用して、構築の完成としました。

◎単体紹介

・水ウーラオス

〈調整意図〉

・A特化カイリューのスケショ5発+神速を確定耐え。

・A特化カイリューの1舞スケショ5発を99.75%耐え。

・A特化パオジアンのサイコファング+不意打ち耐え。

・Sを振らないことで、スケショカイリューの下からアイススピナー、ウーラオスミラーで下からインファイトを撃つ。

〈所感〉

前期から使っていた初手置き要員です。とても強いため大半の試合で選出しました。

このポケモンはパオジアンに氷柱を撃たれにくいため、初手がかなり安定するのが強みです。

・ハバタクカミ

〈調整意図〉

抜き性能とミラー性能を最大限に高めるためCSです。

〈所感〉

2番手でもラス1の抜きエース運用でも最強クラスのポケモンです。

個人的に一番使いやすくて好きなハバタクカミの型です。

みがわりがとにかく偉く、電磁波や不意打ちを透かしたり、天候などのターン消費ができたり、相手のテラスを確認する目的としてもとても強かったです。

・パオジアン

〈調整意図〉

・HABできるだけ高く、Sは最速ウーラオス抜き抜き。

・前期の調整からHを2削り、BとSに1ずつ回しています。

〈所感〉

最強ポケモンです。

剣舞を積めば破壊性能が尋常でなく、氷柱怯みで多少の不利も巻き返せる、逆転力の凄まじいポケモンです。

電磁波を自然に拒否できることも強みです。

ランドアシレやランドライコ系の構築はこのポケモンで何度も破壊していました。

・赫月ガチグマ

〈調整意図〉

Sはガチグマミラー、アシレーヌポリゴン2を意識して無振り60族抜き抜き抜き。

HCは両方とも出来るだけ高く。

〈所感〉

破壊の限りを尽くすポケモンです。

相手のキョジオーンやあくびガチグマ、ヘイラッシャなど高耐久なポケモンへの対処に最適なため今期も採用しました。

このポケモンがいると、受け寄りな相手への勝ちプランが立てやすくなるためとても好みです。

カイリュー

〈調整意図〉

ミラーを強く意識して準速。

〈所感〉

対面性能最強ポケモンです。

スケショの全抜き性能が凄まじく、刺さっている構築はこのポケモン1匹で破壊することも多かったです。

テラスは耐性の補完が良く、毒なども拒否できる鋼テラスにしました。

技構成はスケショ竜舞と、鋼タイプを強く意識した地震、ハバカミやアローラキュウコンに強く、鋼テラスとシナジーのあるアイアンヘッドにしました。

ジャローダ

〈調整意図〉

・Hは食べ残し回復が最大効率の数値

・Sは最速オーガポン抜き あまりC

〈所感〉

構築の補完枠としてとても優秀なポケモンでした。

特性の天邪鬼により能力が下がる技で逆に上がるため、オーロンゲの捨て台詞などが餌になり、ママンロンゲの受けサイクルに非常に強いです。

リーフストームで殴りながらの火力上昇が凄まじく、挑発と合わせて受けループも一匹で対処することができます。

胞子も無効なため、一定数いたドーブルバトン展開の強力な対策にもなりました。

またアローラキュウコンより高いSから挑発ができるため、オーロラベール展開の阻止もしてくれたりと、予想以上の活躍を見せてくれました。

ラスタル地面にしています。これは受けループのラウドボーンやサーフゴーへの打点を強く意識しました。また、アロキュウ構築に入っているブリジュラスにも刺す目的でした。

技構成はリーフストーム、挑発、テラバは確定で、@1はみがわりにしました。みがわりは受けポケモンの毒毒や、ママンボウミラーコートを透かすためです。

◎選出

・対スタン

ウーラ+カミ+パオジアンorカイリュー

・対サイクル

ウーラ+カミ+パオジアンorガチグマ

・対受けループ

ジャローダ+ガチグマ+ウーラオス

ジャローダハピナスを倒すか、大幅に削ってガチグマで仕留めて特殊を一貫させて勝つパターンが多めでした。

・対ママンロンゲ

ジャローダ+@2

あまり初手からはジャローダは出さず、オーロンゲを見てから合わせて出します(オーロンゲ抜きのママンボウ構築にはジャローダは投げない)。

・対アローラキュウコン構築

ジャローダ+カイリュー+@1(特にハバカミ)

なるべく初手のオーロラベールを阻止し、早めにカイリューやハバカミで積むことで対策しました。

◎苦手なポケモン

構築の並び次第できつくなるポケモンはたくさんいましたが、単体できつかったポケモンを挙げます。

・最速炎オーガポン

パオジアンが上から殴られてしまうのがきつかったです。

・あくび赫月ガチグマ

選出を上手く合わせないと負けてしまうので厳しい相手でした。

・テツノカイナ

数的不利を取らずに倒すのが難しく、チョッキだと特に苦手でした。

ウルガモス

展開が止めにくいためかなり苦手です。対策は切り気味でした。

キノガッサ

ジャローダが胞子の一貫こそ切れるものの、受け出したりは難しいため対処が厄介でした。

・ステロ+雨イダイトウ

だいぶ対処が厳しいです。イダイトウのテラスがステラなら、先に水技の補正を切らせることで、ノマテラガチグマで無理やり倒したりしていました。

◎反省点

・氷柱、スケショ、リフストと命中90を撃つ頻度が高いため、技外し負けがどうしても多くなってしまった。

・あくびガチグマやキョジオーン入りのスタンパに対して、選出択になってしまう悩みを解消できなかった

この2つが特に大きかったので、来期からはより安定性も兼ね備えた構築を目指したいです。

◎おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございました😊

レギュFは難しいルールでしたがとても楽しかったです。

今期はあまり満足いかない結果でしたが、これをバネにして、今月からの禁伝環境のレギュGも頑張っていきたいです。

では、またね!

わたわた🎶

【最終レート2116】超破壊パオカミウーラ【シングルS16】

◎はじめに

わた わた🎶 どうもわたぼうです。

今期はなんと、人生初のレート2100&最終2桁を達成することができました!!すごく嬉しくて夢みたいです。

構築はこれを使っていました。

赫月ガチグマ、ブリジュラス、カイリュー

パオジアン、ハバタクカミ、水ウーラオスです。

レンタルID→ LNCH7L

◎構築経緯

今期も前期に引き続き、自分が使い慣れている対面的な構築を使うことにしました。

以前から強いと思っていたのが、ステルスロック+CSエナジーハバタクカミ+先制技持ちの抜きエースの並びでした。この動きは勝ちの再現性が高いため、今期もこれを軸にすることに決めました。

ステロ撒き要員には、テラスに依存しない行動保証があり、相手のパオジアンや水ウーラオスに不利をとらないことを求めたため、それらを満たしてくれる頑丈ジャポの実ブリジュラスを採用しました。

抜きエース枠はいろいろ考えた結果、素早さが高い電磁波で止まらない技範囲が強力で選出しやすい積み技と先制技を強く使えるという強力な4つの要素を備えている、オボン電気パオジアンが適任と考えて採用しました。

次に、相手の構築にステロがあまり刺さっていない場合や、ブリジュラスを初手に投げたくないポケモン(イーユイ、ディンルー等)がいた場合に初手に投げられるポケモンとして、タスキ水ウーラオスを採用しました。ブリジュラスだけでは相手のパオジアンの対処が不安定だったので、水ウーラを採用したことで安定性が格段に高まりました。

ここまでの4体では、キョジオーンやHB赫月ガチグマなど高耐久なポケモンの対処が厳しいという問題がありました。そこでチョッキ赫月ガチグマを採用し、耐久の高いポケモンがいる相手にも強く戦えるようにしました。

最後に、ここまでで厳しい受けループにも立ち回り次第で抗えて、地面技や毒びしの一貫を切れるポケモンとして、鉢巻飛行カイリューを採用して構築の完成としました。

◎構築コンセプト

・対面的に強く戦う

・高火力で破壊する

・電磁波をなるべく拒否して勝ちに繋げる

・下振れをしづらく、上振れを狙える構築にする

◎単体紹介

・ブリジュラス

〈調整意図〉

ブリジュラスミラーで五分以上に立ち回りたいため最速。ジャポと合わせて物理ポケモンを倒すため火力もぶっぱ

〈所感〉

レギュF解禁ポケモンはなるべく構築に入れたいと考えていたので、このポケモンで勝てて嬉しいです。

頑丈で行動保証があり、優秀な火力と素早さのおかげで、ステロ要員でありながらそれ以上の仕事をしてくれました。ジャポの実で襷パオジアン、襷ウーラオスに非常に強かったです。

技構成は竜星群、ラスターカノン、ステルスロックは確定で、@1はチョッキガチグマに非常に強くなるミラーコートにしました。

このポケモンを出す際は相手の並びを見て、目の前のポケモンを倒して数的有利を取るか、倒さずにステロを撒く方が有利になるかを良く考えるようにしていました。

テラスは後続に残すためほぼ切りませんでしたが、対格闘や、体力1のときにカイリューの神速を透かす目的でゴーストにしました。構築全体でキノコの胞子がやや重かったため、草テラスにする案もありました。

環境が持久力ブリジュラスの方が主流になりつつあったので、一周回ってシンプルな頑丈ジャポブリジュラスが刺さっていてとても強かったです。

・赫月ガチグマ

〈調整意図〉

Sはガチグマミラー、アシレーヌポリゴン2を意識して無振り60族抜き抜き抜きまで確保。

HCは両方とも出来るだけ高くしました。

〈所感〉

もはや特に語ることがないぐらいシンプルに強いポケモンです。

この構築では、相手のHBガチグマやキョジオーンなどを牽制したり、初手に電磁波を投げにくくさせる選出圧をかける役割も大きく果たしてくれました。

また、増えていたイダイトウ入り構築にもとても強く立ち回れました。

・水ウーラオス

〈調整意図〉

・A特化カイリューのスケショ5発+神速を確定耐え

・A特化カイリューの1舞スケショ5発を99.75%耐え

・A特化パオジアンのサイコファング+不意打ち耐え

・Sを振らないことで、スケショカイリューの下からアイススピナー、ミラーでインファイトを下から撃てる

〈所感〉

初手出し性能を追求した耐久振りタスキ水ウーラオスです。

タスキによって確実な行動保証はそのままに、初手のスケショカイリューや襷パオジアンへの性能は高まっていてとても強かったです。

Sを振らないことのデメリットも少しありましたが、この構築においてはそれ以上にメリットが多く、耐久振りにして良かったと思っています。ステロを撒かれても後発から強く動きやすいのも強みでした。

格闘技は耐久振りとシナジーのあるドレインパンチにするか悩みましたが、ガチグマ、ブリジュラス、ポリゴン2への打点の強さを意識してインファイトを優先しました。

水流連打に持久力ブリジュラスを後投げされることが多かったので、終盤では感覚を研ぎ澄まし、積極的に読んでインファイトを合わせていました。

・ハバタクカミ

〈調整意図〉

相手の最速以外のエナジーハバカミに確実に上を取りたいため最速です。

削れた相手を上からガンガン倒していきたいため、Cもぶっぱしています。

〈所感〉

最速CSエナジーハバカミは前々期から使っていてとても強いと感じていました。個人的に今期の勝ち馬ポケモンでした。

相手のエナジーハバカミに対し、事前に水ウーラオスのアクジェなどで耐久振りかどうかを判別し、耐久振りであれば電磁波持ちの可能性があるため、このハバカミを投げて一旦みがわりを置く動きが強かったです。

今期は中盤以降に電磁波ハバカミが爆増していたため、この動きは非常に強く刺さりました。

テラスはムンフォシャドボ両方の威力を高めて抜き性能を上げるためにステラにしました。

後述するパオジアンがテラスに強く依存する以上、このポケモンにテラスを切ることは少なかったため、@1の技はステラバーストではなく、撃ち合い性能を高める瞑想にしました。

とにかく使いやすく、選出率もダントツで1位でした。

カイリュー

〈調整意図〉

ミラーを強く意識して準速。全てを破壊するためA特化。

〈所感〉

最強のポケモンです。

ドヒドディンルーやチオンドクガのような受け寄りなサイクルを破壊しました。受けループもこのポケモンで対処していました。

低速寄りなポケモンが多い対面構築にも雑に投げて破壊してくれました。

鉢巻カイリューはテラス無しでもすさまじい火力が出せるため、他のポケモンにテラスを切る前提でも選出しやすいです。

浮いている崩し枠なため、キラフロルなどの毒びしからの耐久型ポケモン展開に対してとても強かったです。

環境的に鉢巻の警戒が緩んでいたのも追い風でした。

・パオジアン

〈調整意図〉

S14の6位のめろさんのパオジアンの調整が強いと感じたので真似しました。

Sは最速ウーラオス抜き

HABをできる限り高く振り分け

〈所感〉

この構築の最強のエースです。隙を見て剣舞を積むことで多くの相手を全抜きしました。

氷+電気の技範囲だけでも環境にいるほぼ全てのポケモンに打点を持つことができます。電気テラスは電磁波や鋼技を剣舞の起点にできるのも強力でした。

ここまで耐久を確保すると、ステロを踏んでもスカーフ水ウーラオスの水テラス水流をオボン込みで高確率で耐えるなど、驚くほどの耐久の高さを誇りました。

本来なら負けていたような試合も氷柱怯みのおかげで拾えたりと、上振れ勝ちをいくつも生み出してくれました。このポケモンを使わなかったら今回の結果はありませんでした。

自分で使うぶんには、強くてかっこいい最高のポケモンだと思いました。

◎選出

基本的にはどのポケモンも柔軟に選出しますが

1匹目 ブリジュラスorウーラオス

2、3匹目 ハバタクカミ + パオジアンorカイリューorガチグマ

という選出が多かったです。

パオジアンを選出する際はなるべくパオジアンにテラスを残すことを意識していました。

イーユイやディンルー入り相手にはブリジュラスから投げないようにしていました。

イダイトウ入り相手には、ラス1にテラスを残したガチグマ、パオジアンを合わせられるように選出しました。

キノガッサ入り相手には初手ブリジュラスから入り、ステロを撒いて事前にタスキを潰したり、最悪寝かされてもいいのでとにかく上から殴ることで対応しました。

毒びしを撒いてきそうなサイクル相手にはカイリューを積極的に選出しました。

ランド+アシレ+ブリジュラスや、ハッサム入り、ママンボウ入りなどのサイクル相手には、盤面を整えてから剣舞電気パオジアンを通すことで対処していました。

対受けループではブリジュラス+カイリュー+水ウーラオスの選出が多く、ステロと鉢巻飛行テラバで破壊を狙いました。厚底ブーツクレベースには急所を引くまで粘るか、ウーラオスでインファの圧をかけて格闘テラスを切らせることで、飛行テラバを一貫させて処理していました。

◎苦手なポケモン

・ジャポの実ハバタクカミ

初手で数的不利を取らされてしまうため、かなりきついポケモンでした。

アローラキュウコン入り構築

ぼくが対処が苦手なのもありますが、オーロラベール展開が本当に苦手でした。

特に、壁下からウーラオスの水流が半減以下なポケモンを出されると対処に困っていました。

厚底ブーツウルガモス

この構築では展開したウルガモスを止める手段がほぼ無く、ステロが入らないととても対処に苦しいポケモンでした。

・フワライドバトン、ドーブルバトン

小さくなるバトンへの対処が少ないためとても苦手でした。数は少ないので、ある程度割り切っていました。

・ステロ+雨すいすいイダイトウ

これも止める手段がほぼ無く、当たったらほぼ負けレベルな構築の1つでした。

◎おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございました😊

今期の構築は今までで一番強く、ぼくにとって奇跡の出来だったと思います。参考にしていただけたらとても嬉しいです。

大きな目標を達成できましたが、今後もまだまだ頑張っていきます!

では、構築記事を終わります。

ばいばいわた!

【R2015】レギュF式対面構築【シングルS15】

◎はじめに

わた わた。どうもわたぼうです。

今期もR2050以上を目指していましたが、最後メインロムが最高2030から絶不調で200以上溶けてしまい、心が折れてサブの2015で撤退となりました。

残念ではありましたが得たものも多かったので、今回も振り返りのためにも記事を書きます。

◎使用構築

ラティオス、水ウーラオス、炎オーガポン

赫月ガチグマ、ハバタクカミ、カイリューです。

◎構築経緯

今期も色々試した末に、対面構築で組むことにしました。襷水ウーラオス+CS虹テラスエナジーカミ+スケショカイリューの並びが使用感がよかったので、この3匹をベースに組むことにしました。

次に、地面枠かつステロに弱くないエースとして赫月ガチグマを採用しました。このポケモンのおかげでサイクル構築相手にも対抗できました。

次に、ここまでで重ためなアシレーヌハッサムに強く、胞子にも耐性があり、対面的に強い炎オーガポンを採用しました。

最後に、ここまでで勝てない受けループを一枠で対策できるポケモンとして毒テラス隠密ラティオスを採用しました。

◎コンセプト

・ウーラカミカイリューをベースにした対面構築

・↑にレギュF解禁ポケモン(ラティオス)を混ぜてみる

◎単体紹介

ラティオス

浮遊 隠密マント 毒テラス

控えめ H220 C36 S252

サイコノイズ、波動弾、瞑想、自己再生

受けループ対策枠です。S14の61位の方のラティオスが強そうだったので参考にしました。

調整は最速グライオン抜きのSを確保しつつ耐久も高く、崩しに最低限なCを確保していて、使いやすかったです。

毒テラス+浮遊により毒や地割れを受けず、サイコノイズで回復を咎められるのが対受けにおいて最強でした。

鋼ではなく毒テラスにすることで、ハピナスの火炎放射やラウドボーンのフレアソングに強くなります。

悪テラスのハピナスに対しても瞑想6積みから波動弾急所で勝てるので、勝率はかなり高かったです。

隠密マントはハピナスの技の追加効果対策で重要な役割を果たしました。

このポケモンのおかげで一匹で受けループを対策できたのでとても助かりました。

・水ウーラオス

不可視の拳 気合いのタスキ 水テラス

意地っ張り H156 A252 B100

水流連打、インファイト、アイススピナー、アクアジェット

初手でだいたい選出する襷枠です。従来の襷ウーラと違い、耐久に努力値を割いています。りょんさんという方の調整が素晴らしかったので参考にしました。

この調整にすることで、パオジアンのサイコファング+不意打ちを耐えれたり、カイリューのスケショ+神速、または一舞スケショ5発を耐えたりなどできます。

またあえて素早さに振らないことで、カイリューの下からスケショを受けてBダウンにアイススピナーを叩き込むことができ、アクジェと合わせて対面勝ちやすいです。ウーラオスミラーで下からインファイトが強気に撃てるのも偉かったです。

この構築はパオジアンやスケショカイリューを誘うため、Sを下げた弊害より耐久に振ったメリットが活きる試合が多く、初手置きするうえでとても信頼できて強かったです。

・炎オーガポン

型破り 竈門の面 炎テラス

意地っ張り H252 A148 B52 D4 S52

ツタ棍棒ウッドホーン、じゃれつく、電光石火

主にアシレーヌハッサムへの対策と、キノガッサモロバレルの胞子対策で採用しました。増えていたママンボウサイクルにも強かったです。

調整はほぼオリジナルで、HBを水ウーラオスの水テラ水流連打耐えまで確保し、Sを準速サーフゴー抜き、あまりを最大までAに振って端数をDにしています。

じゃれつくはカイリューはもちろんラティ兄妹やタケルライコへの打点も意識し、電光石火はキノガッサやウーラオスに対面勝ちやすくなるため採用しました。

有利対面を取ってからの制圧力が高く、とても使用感のいいポケモンでした。

・赫月ガチグマ

心眼 突撃チョッキ ノーマルテラス

控えめ H180 C252 S72

ブラッドムーン、大地の力、真空波、ハイパーボイス

破壊神です。サイクル構築相手には初手から投げてノマテラブラッドムーンで荒らします。

これも調整はオリジナルで、Cは受からせないためガチ特化、Sをミラー意識で無振り60族抜き抜きまで確保し、あまりをHにしています。

このポケモンについてはもう特に言うことはなく、ひたすら最強でした。

・ハバタクカミ

古代活性 ブーストエナジー 虹テラス

臆病 H4 C252 S252

ムーンフォースシャドーボール、テラバースト、みがわり

圧倒的な速さと火力を兼ね備えたポケモンです。

2番手か最後に出すことが多く、ハッサムメタグロスがいない相手には全試合選出しました。

調整はミラーを強く意識して最速は欠かせなく、火力不足による取りこぼしが絶対に嫌だったのでCも最大限に振りました。

虹テラバーストのおかげでノマテラのカイリューに対面勝ちやすいのがとても強かったです。身代わりはあらゆるポケモンの電磁波や不意打ちを透かしたり、テラス確認できるのが偉かったです。

カイリュー

マルチスケイル イカサマダイス 鋼テラス

意地っ張り H36 A252 B4 D4 S212

スケイルショット、神速、地震アイアンヘッド

対面性能最強のポケモンです。スケショは命中不安こそあるもののとにかく強かったです。

調整はAを特化、Sを+1で最速トドロクツキ抜き、あまりをHを奇数にしつつ端数をBDに振り分けています。

技構成は必須枠のスケイルショット、最強先制技の神速、鋼タイプに刺すための地震、ハバカミへの打点かつ鋼テラスを強く活かすためのアイアンヘッドとしました。

このポケモンも、もはや語ることはなく最強でした。

◎基本選出

・ウーラ+カミ+カイリューorガチグマ

スタンパ、対面構築相手にはだいたいこれで投げていました。

・ガチグマ+炎オーガポン+@1

サイクル気味な構築には、破壊力の高いガチグマ、オーガポンを出していました。

ラティオス+@2

対受けループ用です。受け対策はラティオスにほぼ完全に一任しています。

◎苦手なポケモン

・テツノカイナ

とにかく重かったです。ガチグマ以外で処理が安定せず、恐怖のポケモンでした。

アローラキュウコン+水に強いエース

オーロラベールをウーラオスで見ていたので、とにかくきつくて全然勝てなかったです。

・ステロ+雨イダイトウ

これも自分の構築でどう勝てばいいかが全く分かりませんでした。ステロが撒かれなければ雨イダイトウは対処できます。

◎反省と振り返り

今期の構築は、自分の中ではとても満足がいっていたし、勝てる自信があるものでした。しかし最初に書いた通り、最後は勝ちきることはできませんでした。

なぜ勝ちきることができなかったのかを自分なりに考えてみました。

まず、とにかく使い手であるぼく自身の実力不足です。同じ構築でも2100や2桁を取れる人は必ずいると思います。ぼく自身がもっと大局的な試合の見方ができるようにならないと、壁は超えられないと感じました。

次に、構築がスタンダードすぎて対策されすぎていたことです。勝てると思った相手には予想外なメタを張られていることが多かったです。

◎おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございました😊

今期はたくさん潜っていたので、そのぶん酷い勝ち方をしてしまった試合も多々ありました。申し訳ないです。

勝てずに妥協した結果にこそなりましたが、得た経験は大きかったので、今後もめげずにがんばっていきます。

わた わた。

【最終R2008】泡沫ディンカイサフゴ【シングルS14】

◎はじめに

わた わた・・・。どうもわたぼうです。

今期は初の2ROMで最高順位を目指して頑張っていましたが、最終日に2000台から潜っていたメインロム(わたぼう)が大きく溶けて、心が折れてしまいサブ(わたわた)の2008で撤退しました。

今期は両ロム合わせて950戦していたので、個人的には残念な結果ですが、自分の反省のためにも構築記事を書きます。普段より簡素なものになっているかもですが申し訳ないです。

◎使用構築

ディンルー/カイリュー/サーフゴー

悪ウーラオス/ハバタクカミ/アシレーヌです。

これ以外にも色んな構築を使いましたが、一番勝てていたのがこれでした。

◎構築経緯

今期は新環境ということで、新解禁されたポケモンを絶対に使いたいと考えていました。その中で最初はラグラージを使った展開構築を使っていましたが、使いこなせずボツになりました。

しかしその過程で、ステロ+CS瞑想みがわり虹テラスハバカミ+襷悪ウーラオスの並びが使いやすく強いと感じたため、ステロ役をディンルーに変えて、今期はこの動きを軸にしました。

この動きはサイクル構築や毒びし展開に弱くなるため、サイクルや毒びしに強い負荷をかけることができる飛行テラスカイリュースカーフサーフゴーのコンビを採用しました。

最後に、ここまでで重い連撃ウーラオスやパオジアンに強めな新ポケモン枠としてアシレーヌが適任だと考え採用し、構築完成としました。

◎メンバー紹介

・ディンルー

禍いの器

わんぱく H244 B196 D68

オボンの実 毒テラス

地震、カタストロフィ、吹き飛ばし、ステルスロック

ステロ役として最強クラスのポケモンです。

ディンルーを本格的に使うのは今期が初めてでしたが、とても頼もしくて強いポケモンでした。

弱点を減らすためにテラスは毒です。

カイリュー

マルチスケイル

意地っ張り H4 A252 S252

青空プレート 飛行テラス

テラバースト、神速、地震、アンコール

飛行テラバーストの高火力と、アンコールがサイクル破壊において非常に強かったです。

パオジアンがいない相手には、対面駒として初手から雑に投げまくっていました。

初手カイリューはスケショをケアした行動をされることも多く、結果的に飛行テラバが通ることが多かったです。

飛行テラスは地面無効が消えないためサーフゴーとセットで使いやすいのが好みです。

・サーフゴー

黄金の体

臆病 H4 C252 S252

こだわりスカーフ 鋼テラス

シャドーボール、ゴールドラッシュ、10万ボルト、トリック

カイリューとの相性補完の良さ、からめ手を封じる黄金の身体、スカーフトリックがとても強かったです。

カイリューサーフゴーの並びは毒びし展開に自然と強くなれるのが強いです。

ラスタルはゴールドラッシュの火力を上げつつ、霊や悪の弱点を無くすための鋼です。

10万ボルトは水ウーラオスに特に強かったです。

・一撃ウーラオス

不可視の拳

意地っ張り A252 B4 S252

気合いの襷 悪テラス

暗黒強打、インファイト、不意打ち、剣の舞

悪ウーラオスを本格的に使うのは初めてでしたが、剣舞を積んでからの全抜き性能が凄まじく、ステロと合わせると凄まじい強さでした。

選出画面の段階で、相手が水ウーラを対策して選出してきたポケモンを返り討ちにしてイージーウィンできることも多く、特にイダイトウには強く刺さりました。

格闘技は初めドレインパンチにしていましたが、ガチグマ、ブリジュラスへの火力を優先してインファイトに変えました。

・ハバタクカミ

古代活性

臆病 H4 C252 S252

ブーストエナジー 虹テラス

シャドーボールムーンフォース、瞑想、みがわり

今期のエースポケモンです。ステロを撒いてからこのポケモンを通すのが最も理想的な展開でした。

エナジーでは珍しめなCSぶっぱ調整にしています。全抜きエースとして使うために素早さはもちろん、火力も妥協できなかったためです。

フェアリーではなく虹テラスにすることで、シャドーボールの威力も高めることができ、カイリューの神速に縛られないのが強かったです。

アシレーヌ

激流

控えめ H236 C252 S20

とつげきチョッキ 炎テラス

泡沫のアリア、ムーンフォース、サイコノイズ、アクアジェット

タイプが最強のポケモンです。チョッキにすることで特殊との打ち合いがとても強かったです。

回復封じのサイコノイズが、エスパー打点としてドヒドイデやドオー、毒テラスガチグマに強く刺さりました。

テラスタイプは炎オーガポン意識の炎です。

◎基本選出

・ディンルー+ハバタクカミ+悪ウーラオス

カイリュー+@2

だいたいこの2パターンでした。

対受けループはディンルーカイリューサーフゴーで詰めるのが最も強かったです。

◎反省

今期の構築記事は個人的にここがメインになります。

ここまでに書いた通り、この構築は単体ずつで見たら間違いなく強いポケモンたちを使っていました。

しかし、パーティーとして集めたときにシナジーがあまり取れていなかったと感じます。弱みをカバーしきれてなくて、きついポケモンがあまりにも多かったからです。

特に、電気テラスパオジアン、スケショカイリュー、ブリジュラス、キョジオーンなどのメジャーポケモンがきつく、特にパオジアン、キョジオーンは出されるだけで勝率が4割もなく、お祈りになってしまっていました。

なので例えばカイリューは飛行テラバではなく、パオジアンにもっと強めな型にした方がよかったと感じます。

並びの相性だけは間違いなく強かったので、型や調整を変えれば、同じ並びでも全然またリベンジしたいと感じました。

◎おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございました😊

上を目指すのは辛いですが、それでもやっぱりポケモンは楽しいです。

今後も研鑽を重ねていきたいと思います。

わたわた🎶

【最終301位】サンダーラオスカミハッサム【シングルS13】

◎はじめに

わた わた。どうもわたぼうです。

今期は、1800〜1900台でとても苦戦していましたがどうにか2000に乗せることができて嬉しいです。

今回使っていた構築はこのような感じです。

サンダー、ウーラオスハッサムグライオン、ハバタクカミ、カイリューです。

◎構築経緯

今期は終盤まで全く別の並びの構築を使っていました。それは赫月ガチグマ、襷パオジアン、チョッキ水ウーラオスなど対面に強いポケモンだけで固めた構築でした。

その構築でも一度2000チャレンジまでは行けたのですが、勝ち切れず4桁後半まで一度落ちてしまったので、このままではまずいと考え、構築と戦術を大きく変えることにしました。

ぼくはもともと以前のシーズンで、スカーフ水ウーラオス眼鏡ハバタクカミの高火力を押し付ける攻めサイクル戦術が好きだったので、今期はまたそれを軸にすることにしました。

この環境で攻めサイクルを握るうえで、相手の赫月ガチグマの高火力に解答を持たせたかったため、Sを下げたチョッキハッサムであれば、ガチグマの技を受けながら下からとんぼ→眼鏡カミ着地でかなり優位が取れると考えたため採用しました。

ここまでで相手の水ウーラオス(特にスカーフ)の対処が難しいため、水ウーラオスに受け出して強く、かつサイクルにも組み込めるポケモンを考え、HBサンダーが適任だと考え採用しました。

5体目には、相手のキノガッサに対して解答を持たせつつ、単体のスペックと相手に与える圧力が非常に高いラムの実カイリューを採用しました。

最後に、ここまでで重めな受けループやキョジオーン軸に対して強めで、構築の電気の一貫を見た目上で切ることができる、ステロまきびしグライオンを採用し、構築完成としました。

◎構築コンセプト

・対面操作技×タイプ補完による攻めサイクルで高火力を押し付けて戦う

・即負けしない択をなるべく取り続け、再現性のある勝ちを目指す

◎メンバー紹介

・水ウーラオス

不可視の拳

意地っ張り A252 D4 S252

こだわりスカーフ 水テラス

水流連打、インファイト、アイススピナー、とんぼ返り

構築の軸です。

攻めサイクルをする上で、このポケモンはパオジアンに強いタイプであることがとにかく偉く、スカーフを巻かせることでパオジアンや非エナジーのハバカミ、ツツミを上から縛れるのがとても強いです。

このポケモンを使っているだけで壁展開にも戦いやすくなるのがとても強力に感じます。

技構成は一致技の水流インファ、サイクルを強くするためのとんぼ返りは確定で、@1はアクアジェットや雷パンチと悩みましたが、今回は対カイリューを強く意識してアイススピナーにしました。

このポケモンを使い始めてからレート2000達成をし続けられるようになった、ぼくにとって最強のポケモンです。

・ハバタクカミ

古代活性

臆病 H4 C252 S252

こだわり眼鏡 フェアリーテラス

ムーンフォースシャドーボール、10万ボルト、滅びの歌

このポケモンも構築の主軸です。この構築は眼鏡カミのムーンフォースをいかに通すかが重要になっています。

特に今期は終盤にかけて、新技サンダーダイブを覚えたテツノカイナや、チョッキでない赫月ガチグマがかなり増えていたため、それらに眼鏡カミの高火力がとにかく刺さりました。

最速にすることで意地っ張りS1段階上昇カイリューの上を取れたり、パオジアンがほとんど意地っ張り採用であることを踏まえて、最速で採用しました。

10万ボルトはドヒドイデやアーマーガア意識で、滅びの歌はフワライドなどバトンや積みポケモン対策で採用しています。

タイプ、技、種族値が全て破格なぶっ壊れポケモンです。

ハッサム

テクニシャン

勇敢 H252 A252 D4   S個体値まあまあ

突撃チョッキ ドラゴンテラス

バレットパンチダブルウィング、はたき落とす、とんぼ返り

別名バレパンマンです。

相手の赫月ガチグマに対して技を受けつつ後攻からとんぼ返りする動きがしたかったため、S個体値を下げて性格を勇敢で採用しました。

テラスは炎オーガポンを強く意識してドラゴンにしています。この構築では初手に水ウーラvs炎オーガポンができたとき、草技読みでとんぼからハッサムを投げざるを得ない場面が多かったためです。

炎テラスでも両一致技を半減できますが、テラス後に水ウーラオスに弱くなってしまうのが気になったため、炎草水の全てが半減できるドラゴンにしました。

ドラゴンの弱点には元のタイプが強く、氷やフェアリーはバレパンで叩けるため、ドラゴンテラスが裏目に出ることはほぼありませんでした。

ダブルウィングはウーラオス、オーガポン意識。はたき落とすはサーフゴーへの打点かつ、サイクルをより強力にするための技です。

ハッサムはもともと中盤までで増えてから終盤でメタを張られる傾向があるポケモンでしたが、今期は注目が薄かったため、対策が少ない構築が多くて追い風でした(スケショカイリューハッサムへの打点が無い等)。

ハッサムを終盤に使うのは今期が初めてでしたが、優秀な耐性、強い先制技、はたき、とんぼといった全ての要素が攻めサイクルを回す上で優れていて、何よりかっこいい最高のポケモンでした。

・サンダー

静電気

図太い H252 B252 D4

ゴツゴツメット 水テラス

放電、暴風、ボルトチェンジ、羽休め

サイクルにおける物理受けクッション役です。

水ウーラオスに強いことを高く評価して採用しました。水流連打に受け出せば3回の静電気チャンスとゴツゴツメットにより、かなりの確率で機能停止が狙えます。

環境的にパンチグローブウーラオスが減少していたのも追い風でした。グローブの場合は水テラスを切れば対応できたり、他2体で対処しやすかったりと困ることは少なかったです。

この枠は初め水ロトムにしていましたが、水ウーラ+水ロトムの並びはオーガポンの草技の一貫が嫌だったのと、サンダーの方が水ウーラに1回受け出したときのリターンが非常に高いと感じたのでサンダーにしました。

不利状況でも静電気や放電のマヒ、暴風での混乱によって巻き返しを狙える試合が多く、準伝説のパワーを存分に発揮してくれる、とても頼もしいポケモンでした。

カイリュー

マルチスケイル

意地っ張り H4 A252 S252

ラムの実 飛行テラス

テラバースト、アクアジェット地震、アンコール

補完枠でありながら単体のスペックが高すぎて、サイクルが難しそうな相手にはこのポケモンを軸にした対面的な選出も可能にしています。

ラムの実がとにかく偉く、キノガッサはもちろん、初手の電磁波ハバカミなどにも強い対策になります。

先制技を神速ではなくアクアジェットで採用することで、飛行テラバーストで落ちなかったハバカミを倒したり、キノガッサのゴーストテラスに負けなくなるのが強かったです。

ASにしたことで遅いランドロスやウーラオスに上から動けたりするのが偉く、アンコールが起点回避や詰め筋にもなってとても強かったです。

どう使っても強い最強のポケモンです。

グライオン

ポイズンヒール

陽気 H212 B44 S252

どくどくだま 鋼テラス(水推奨)

はたき落とす、ステルスロック、まきびし、挑発

https://watabou828poke.hatenablog.com/entry/2023/10/29/075332

↑シーズン11で使っていたグライオンです。また使うことになるとは思いませんでした。

このポケモンはステロ+まきびしができるポケモンの中でも、はたきと挑発もできることが強く、また自身が毒になりながらポイズンヒールで回復できるため、受けサイクル相手に有利を取る性能がとても高いです。

受けループに対しては、このポケモンでステロまきびしを撒ききってから眼鏡カミを通す立ち回りをすることで一回も負けませんでした。キョジオーン入りに対しても出せそうなら積極的に出していました。

選出率は低くても、出す相手を選べば本当に強くて、まず動きを読まれなかったためとても刺さりました。

相手に与える圧力も高く、比較的対処が容易なサーフゴーの選出を誘発したりと、存在だけでかなり貢献してくれた優秀なポケモンです。

◎選出パターン

・水ウーラ、ハバカミ、ハッサム、サンダーの4体から3体を選んで組み合わせるサイクル選出

カイリューを初手にし、裏にハバカミ、ウーラオスで対面的に戦う対面選出

グライオンを絡めながら受けサイクルを破壊しにいく対面選出

◎苦手なポケモン

・オボン電気パオジアン

水ウーラオスが不利を取るためかなり厳しい相手です。

・HD毒テラスガチグマ

ハバカミでの処理が安定しづらいため厳しいです。

・コノヨザル

処理が安定しないです。かなり嫌です。

◎おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございました😊

この環境はとにかく選択肢が多く、全てに解答を持たせることが困難なため、自分の行動が通るかどうかがお祈りで動かざるを得ない場面が多かったです。

初手にとにかく即負けに直結しない択を取ることが大事だなと思いました。

難しい環境でしたが、皆さんレギュレーションEお疲れ様でした。レギュFからもまたよろしくです。

わたわた〜

【R2023】カイリューガチグマ2軸対面構築【シングルS12】

◎はじめに

わた わた。どうもわたぼうです。

今期はレート2000を達成でき、そこから少し増やすことにも成功しました。嬉しいです。

今回の構築はこんな感じです。

◎構築経緯

前期の経験から、この環境は全体のパワーが高すぎて交代や受けに回る戦い方は難しいと感じたため、今期はとにかく対面的に強く戦うことを意識しました。

まず、初手から投げて多くのポケモンに優位が取れるカイリューを飛行テラバースト型で採用しました。

カイリューと組ませるポケモンとして、サーフゴーが攻守両面で最適だと感じたため採用しました。対面性能を重視してスカーフにしました。

次に、汎用性の高いタスキ枠が欲しかったので、連撃ウーラオスをタスキで採用しました。ウーラオスがいるだけで壁やオーロラベールの対策になるため、入れ得だと感じました。

カイリューサーフゴーウーラオスを基本選出としましたが、これだけだと初手にカイリューを投げづらい試合が難しくなります。

そこで、カイリューに匹敵するぐらい初手性能が高い赫月ガチグマをチョッキで採用することにしました。

カイリューが投げれない試合はガチグマから始動する、2軸で動く立ち回りとしました。

ここまででカイリューとガチグマどちらで始動するにも、パオジアンがやや重めなことが気になりました。そこでキョジオーンを採用し、パオジアンの選出自体を少しでも抑制することにしました。このキョジオーンの型については後述します。

最後に、ここまでで重いイダイトウに対して強く出たかったのと、ステロ等で行動保証がなくならないアタッカーが欲しかったため、「化けの皮があってなんやかんやできる」ミミッキュを採用し、構築完成としました。

◎構築コンセプト

カイリューとガチグマの2軸を使い分け、高火力×行動保証で対面的に強く戦う。

◎単体紹介

・赫月ガチグマ

ひかえめ H244 C252 S12

HPはコノヨザルのいのちがけで相討ちを取られないようにしたかったため、意図してぶっぱの奇数最大値にしています。結果的に物理特殊の両方が固くなったので良かったです。

極限まで受からせたくないためCは特化、あまりはミラー意識のSです。

ノーマルテラスで採用したことで凄まじい火力を引き出しました。対面性能がすさまじく雑に投げても仕事してくれました。

そのぶんメタも多く張られていたため、特にイーユイがいる相手には初手に投げるのは控えるようにしていました。

・連撃ウーラオス

意地っ張り A252 D4 S252

タスキなのでとにかくASぶっぱです。

このポケモンのおかげで壁構築にも高い勝率を維持できました。

このポケモンはタスキだと、アイススピナーがあるおかげでゴリランダーにも対面勝つことができるのが非常に強かったです。

カイリューと並んでずっとぼくを勝たせてくれていてとても心強いポケモンです。

ミミッキュ

意地っ張り H4 A252 S252

ごく普通のASぶっぱです。

耐久を振るか悩みましたが、特に思い浮かばなかったため遅いウーラオスを抜くメリットを取りました。

ステロ+イダイトウのような相手に最も対策になるのが強かったです。ハバタクカミのストッパーになれるのも偉かったです。

炎オーガポンの登場で動かしにくいと考えてましたが、炎オーガポンを事前に処理または影打ち圏内に入れながら後発で出せれば強かったです。

・キョジオーン

わんぱく H252 B252 D4

食べ残し無しでも物理に役割を持ちたいためHBぶっぱです。対特殊性能はほぼ切っています。

だいぶ珍しめな型のキョジオーンになっていると思います。

初めはパオジアン抑制のための見せポケでしたが、ステロが刺さっている相手が環境に多かったため、選出に組み込める型を考えました。

確実にステロを撒かせたかったので、行動保証と挑発耐性を両立させるために頑丈メンタルハーブで採用しました。

技は塩漬け、自己再生、ステロは確定で、@1はみがわりに強くするためにボディプレスにしました。

テラスは連撃ウーラオス意識の水ですが、なるべく切らないように立ち回りました。

・サーフゴー

臆病 H4 C252 S252

最速1舞カイリューやスカーフミラーに強気に出られたり、準速スカーフウーラオスに同速対決できるメリットを意識して最速CSにしました。

黄金の体で変化技を拒否しつつ、自身はトリックでスカーフを押し付けることができるのがとても強かったです。

カイリューと組ませれば相手に無限の圧を与えることができました。

鋼テラスゴールドラッシュの火力が凄まじく、先述したキョジオーンでステロを撒いてから鋼テラスゴルラで勝てる試合も多かったです。

技をシャドボ、ゴルラ、トリックまでは確定で@1で悩んでいましたが、最終的には範囲補完に優れた10万ボルトにしました。

カイリュー

意地っ張り H4 A252 S252

構築のエースにして最強のポケモンです。

初めは耐久振りで使っていましたが、最終的に準速ASにしました。ミラーや遅いサーフゴー、ランドロスに上から動けるのが強いメリットに感じたためです。

飛行テラス+火力1.2倍アイテムの青空プレートにより、初手から多くのポケモンを吹き飛ばしてくれました。

鋭いくちばしではなく青空プレートなのは、ただ単に珍しいアイテムの方が面白いと感じただけです。

技構成はテラバ神速地震アンコールにしました。対ゴーストを考えアクアジェットを採用するかずっと悩みましたが、どの技も抜けなかったので最終的にはこのままにしました。

相手にコノヨザル、パオジアン、カバルドンなどがいるときは初手カイリューを投げないように心がけていました。

◎基本選出

カイリュー+サーフゴー+@1

最も基本的な選出です。だいたいカイリューサーフゴーはセットで、@1はなんでも臨機応変に選びます。

・ガチグマ+ウーラオス+ミミッキュ

カイリューを投げれない場合はガチグマを軸にしたこのガチ対面選出です。

・キョジオーン+@2

キョジオーンのステロから試合を運びたいときの選出です。特に受けサイクル寄りなパーティーにはステロと合わせて高火力で詰めていました。

◎苦手な相手

・初手カイリューに向かって鉢巻水テラ水流を撃ってくるウーラオス

飛行テラバを押すためカイリューが出落ちしまい負け濃厚です。これは割り切るしかなかったです。非テラスでゴツメな可能性をケアしてきてほしいです😢。

・初手カイリューにカウンターしてくる襷ウーラオス

これも飛行テラバを反射されて出落ちします。電磁波などの可能性をケアしてきてほしいです😢。

・アーマーガア

カイリュー、ガチグマ両方が止められてしまうため立ち回りに制限がかかって苦手です。頑張って処理していました。

・受けループ

ステロと高火力を合わせて戦っていましたが、厚底ブーツクレベース+ハピナスの並びが突破できないです。クレベースが出されない場合は勝てました。

◎おわりに

構築記事は以上となります。ここまで見てくれてありがとうございました😊

この構築はかなりスタンダードで強かったと感じるので、参考になったら嬉しいです。

ではまたね、ありがとうわた🎶

【R2005】カビゴンと愉快な仲間たち【シングルS11】

◎はじめに

わた わた。どうもわたぼうです。

今期はとても環境が難しく苦戦しましたが、どうにかレート2000を達成できました。

並びはこんな感じです。

◎構築経緯

カビゴンが大好きで、ずっと解禁を楽しみにしていたので採用しました。型は前々から考えていた、あついしぼうを活かしたチョッキの特殊受けとしました。

②環境最強のポケモンであるカイリューを、今回は初手テラスで強く打ち合える、鋭いくちばしの飛行テラバースト型で採用しました。

③特殊アタッカーはハバタクカミが的役だと考え採用しました。以前から使い慣れているこだわりメガネにしました。

水ウーラオスが今期は環境的にますます強くなっている(後述)と感じたので採用しました。

パオジアンやオーガポンに上から行動でき、とんぼ返りで構築にサイクルの選択肢ができるスカーフにしました。

⑤物理受け枠としてHBヒートロトムを採用しました。パオジアン、炎オーガポンに対する引き先として非常に強かったためです。

この枠はアーマーガア、ウォッシュロトムバルジーナなど色々と試してましたが、最終的には対パオジアン性能を一番重く見てヒートロトムになりました。

⑥補完として受けループやキョジオーンに対して強い駒がほしくて色々考えていたところ、ステロまきびし挑発グライオンが非常に強いと気づいて採用しました。

◎構築のコンセプト

・対面選出とサイクル選出を使い分けて戦う

・受け寄りの構築に負けないようにする

◎構築紹介

カビゴン

 厚い脂肪 とつげきチョッキ 妖テラス

 のしかかり、地震、ヘビーボンバー、テラバースト

 調整:意地っ張りA252 B252 D4

ウーラオスや炎オーガポンが苦手なため選出できる機会は少なかったですが、特殊受け性能はかなりのものを発揮してくれました。

妖テラスは攻撃面も耐性面も噛み合いがよく、特にパオジアンの一致技+聖剣が特性込みで全部半減になるのが強かったです。

技構成は色々変えていましたが、マヒも見込める一致打点ののしかかり、鋼に撃つ地震、カミをワンパンするヘビボン、テラスを活かす妖テラバーストで確定しました。

好きなポケモンなため対戦のモチベーションをずっと保てたのが何より良かったです。

カイリュー

 マルチスケイル 鋭いくちばし 飛行テラス

 飛テラバースト、神速、地震、アンコール

 調整:意地っ張りH244 A252 S12

対面選出する際はほとんどの試合で初手から投げ、初手飛行テラバで荒らしまくっていました。

飛行テラバで耐久振り眼鏡ハバカミをワンパンしたり、赫月ガチグマを確定二発にしたかったため持ち物は鋭いくちばしにしました。

アンコールは起点回避性能が高くて非常に強かったです。今期は意外とカイリューのアンコールが警戒されにくかったのも追い風でした。

・ハバタクカミ

 古代活性 こだわりメガネ 妖テラス

 ムーンフォースシャドーボール、10万ボルト、滅びの歌

 調整:臆病H4 C252 S252

破壊神です。このポケモンでいかに有利対面を作れるかどうかで試合が決まっていました。

基本初手からはあまり投げずに、ウーラオスのとんぼやヒトムのボルチェンから降臨させる動きが強かったです。

相手のハバタクカミと対面したときに引けないことが多かったので、ミラーを強く意識した最速CSにしました。パオジアンも準速でタスキ以外が増えていたので、最速メガネカミは非常に刺さりました。

技はムンフォシャドボと、フワライドバトン対策になる滅びの歌は確定で、@1はアーマーガアを意識して10万ボルトにしました。パワージェムやハイパーボイスでもよかった気はします。

・水ウーラオス

 不可視の拳 こだわりスカーフ 水テラス

 水流連打、インファイト、アイススピナー、とんぼ返り

 調整:意地っ張りA252 D4 S252

初手からも後発からも使いやすく使用感最高のポケモンです。

今期はアローラキュウコンが解禁されたことで、オーロラベールを貫通して殴れるウーラオスはさらに需要を上げたと感じました。

後述するHBヒートロトムとのサイクル相性がよく、ウーラヒトムカミの選出で何度も勝ちを拾いました。

ヒートロトム

 浮遊 オボンの実 草テラス

 オーバーヒート、イカサマ、鬼火、ボルトチェンジ

 調整:図太いH252 B252 D4

ポケモンHOMEでの使用率に反して、かなりの勝ち馬ポケモンでした。

相手のパオジアン、炎オーガポンに対して強いクッション役になってくれました。

鬼火イカサマで物理を止める性能が高いためカイリューのストッパーになってくれました。

何よりボルチェンからウーラ、カミに繋げる動きが強かったです。

ラスタルは草にしました。相手の水ウーラオスに強く出たかったのと、構築単位で重いキノガッサの胞子を少しでも対策するためです。

グライオン

 ポイズンヒール 毒毒玉 鋼テラス

 叩き落とす、ステルスロック、まきびし、挑発

 調整:陽気H212 D44 S252

 H:ポイヒ回復量最大値、S:ミラー意識最速

従来のグライオンから大きく型をずらした、起点作成型グライオンです。

このポケモンを投げる相手は主に受けループ、キョジオーン入りのサイクルです。ステロまきびしから眼鏡カミを通してイージーウィンできる試合が多かったです。

ステロまきびしだけであれば他にできるポケモンはたくさんいますが、このポケモンの真価は「S95からの挑発」ポイズンヒールによる場持ちの良さ、状態異常耐性」にあります。

つまり「相手からの絡め手を封じつつ、自分は一方的に崩しの起点作成ができる」という悪魔のようなポケモンです。

攻撃技は今回は叩き落とすにしましたが、岩石封じも強かった気がします。テラスはとりあえず鋼にしましたが一度も切りませんでした。

◎基本選出

・対面型選出

カイリュー+ハバタクカミ+ウーラオス

カビゴン+ハバタクカミ+ウーラオス など

サイクル戦ができないと判断したら全部これでした。

・サイクル選出

ウーラオス+ヒートロトム+ハバタクカミ

対面操作から高火力を通す選出。これが一番多かったです。

・受け破壊型選出

グライオン+ハバタクカミ+@1

グライオンは初手から投げるよりは受け出しが多かったです。

◎重いポケモン

・襷イダイトウ

かなり重いポケモンでした。このポケモンの対策はもっと入れるべきだったと感じています。

ラス1で出てきたら止められないので、イダイトウ入りに対してもグライオンで事前にステロを撒いて無理やり対策することが多かったです。

・水ウーラオス

立ち回りでごまかしていましたが重いことには変わらず、かなりお祈りで対処していました。

キノガッサ

胞子の対策が薄いためかなり厄介でした。寝かしながら倒すか、初手ヒトムで入って草テラスで対策していました。

◎おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございました。

構築としては弱点も多く不安定で、おすすめできる出来ではないですが、皆さんの参考になってくれたら嬉しいです。

特にこのグライオンはもっと活かせる人がいるかもと感じました。

環境は苦しかったですが、好きなポケモンたちで戦えたのはとても楽しかったです。

来期もがんばるわた〜