【R2015】レギュF式対面構築【シングルS15】

◎はじめに

わた わた。どうもわたぼうです。

今期もR2050以上を目指していましたが、最後メインロムが最高2030から絶不調で200以上溶けてしまい、心が折れてサブの2015で撤退となりました。

残念ではありましたが得たものも多かったので、今回も振り返りのためにも記事を書きます。

◎使用構築

ラティオス、水ウーラオス、炎オーガポン

赫月ガチグマ、ハバタクカミ、カイリューです。

◎構築経緯

今期も色々試した末に、対面構築で組むことにしました。襷水ウーラオス+CS虹テラスエナジーカミ+スケショカイリューの並びが使用感がよかったので、この3匹をベースに組むことにしました。

次に、地面枠かつステロに弱くないエースとして赫月ガチグマを採用しました。このポケモンのおかげでサイクル構築相手にも対抗できました。

次に、ここまでで重ためなアシレーヌハッサムに強く、胞子にも耐性があり、対面的に強い炎オーガポンを採用しました。

最後に、ここまでで勝てない受けループを一枠で対策できるポケモンとして毒テラス隠密ラティオスを採用しました。

◎コンセプト

・ウーラカミカイリューをベースにした対面構築

・↑にレギュF解禁ポケモン(ラティオス)を混ぜてみる

◎単体紹介

ラティオス

浮遊 隠密マント 毒テラス

控えめ H220 C36 S252

サイコノイズ、波動弾、瞑想、自己再生

受けループ対策枠です。S14の61位の方のラティオスが強そうだったので参考にしました。

調整は最速グライオン抜きのSを確保しつつ耐久も高く、崩しに最低限なCを確保していて、使いやすかったです。

毒テラス+浮遊により毒や地割れを受けず、サイコノイズで回復を咎められるのが対受けにおいて最強でした。

鋼ではなく毒テラスにすることで、ハピナスの火炎放射やラウドボーンのフレアソングに強くなります。

悪テラスのハピナスに対しても瞑想6積みから波動弾急所で勝てるので、勝率はかなり高かったです。

隠密マントはハピナスの技の追加効果対策で重要な役割を果たしました。

このポケモンのおかげで一匹で受けループを対策できたのでとても助かりました。

・水ウーラオス

不可視の拳 気合いのタスキ 水テラス

意地っ張り H156 A252 B100

水流連打、インファイト、アイススピナー、アクアジェット

初手でだいたい選出する襷枠です。従来の襷ウーラと違い、耐久に努力値を割いています。りょんさんという方の調整が素晴らしかったので参考にしました。

この調整にすることで、パオジアンのサイコファング+不意打ちを耐えれたり、カイリューのスケショ+神速、または一舞スケショ5発を耐えたりなどできます。

またあえて素早さに振らないことで、カイリューの下からスケショを受けてBダウンにアイススピナーを叩き込むことができ、アクジェと合わせて対面勝ちやすいです。ウーラオスミラーで下からインファイトが強気に撃てるのも偉かったです。

この構築はパオジアンやスケショカイリューを誘うため、Sを下げた弊害より耐久に振ったメリットが活きる試合が多く、初手置きするうえでとても信頼できて強かったです。

・炎オーガポン

型破り 竈門の面 炎テラス

意地っ張り H252 A148 B52 D4 S52

ツタ棍棒ウッドホーン、じゃれつく、電光石火

主にアシレーヌハッサムへの対策と、キノガッサモロバレルの胞子対策で採用しました。増えていたママンボウサイクルにも強かったです。

調整はほぼオリジナルで、HBを水ウーラオスの水テラ水流連打耐えまで確保し、Sを準速サーフゴー抜き、あまりを最大までAに振って端数をDにしています。

じゃれつくはカイリューはもちろんラティ兄妹やタケルライコへの打点も意識し、電光石火はキノガッサやウーラオスに対面勝ちやすくなるため採用しました。

有利対面を取ってからの制圧力が高く、とても使用感のいいポケモンでした。

・赫月ガチグマ

心眼 突撃チョッキ ノーマルテラス

控えめ H180 C252 S72

ブラッドムーン、大地の力、真空波、ハイパーボイス

破壊神です。サイクル構築相手には初手から投げてノマテラブラッドムーンで荒らします。

これも調整はオリジナルで、Cは受からせないためガチ特化、Sをミラー意識で無振り60族抜き抜きまで確保し、あまりをHにしています。

このポケモンについてはもう特に言うことはなく、ひたすら最強でした。

・ハバタクカミ

古代活性 ブーストエナジー 虹テラス

臆病 H4 C252 S252

ムーンフォースシャドーボール、テラバースト、みがわり

圧倒的な速さと火力を兼ね備えたポケモンです。

2番手か最後に出すことが多く、ハッサムメタグロスがいない相手には全試合選出しました。

調整はミラーを強く意識して最速は欠かせなく、火力不足による取りこぼしが絶対に嫌だったのでCも最大限に振りました。

虹テラバーストのおかげでノマテラのカイリューに対面勝ちやすいのがとても強かったです。身代わりはあらゆるポケモンの電磁波や不意打ちを透かしたり、テラス確認できるのが偉かったです。

カイリュー

マルチスケイル イカサマダイス 鋼テラス

意地っ張り H36 A252 B4 D4 S212

スケイルショット、神速、地震アイアンヘッド

対面性能最強のポケモンです。スケショは命中不安こそあるもののとにかく強かったです。

調整はAを特化、Sを+1で最速トドロクツキ抜き、あまりをHを奇数にしつつ端数をBDに振り分けています。

技構成は必須枠のスケイルショット、最強先制技の神速、鋼タイプに刺すための地震、ハバカミへの打点かつ鋼テラスを強く活かすためのアイアンヘッドとしました。

このポケモンも、もはや語ることはなく最強でした。

◎基本選出

・ウーラ+カミ+カイリューorガチグマ

スタンパ、対面構築相手にはだいたいこれで投げていました。

・ガチグマ+炎オーガポン+@1

サイクル気味な構築には、破壊力の高いガチグマ、オーガポンを出していました。

ラティオス+@2

対受けループ用です。受け対策はラティオスにほぼ完全に一任しています。

◎苦手なポケモン

・テツノカイナ

とにかく重かったです。ガチグマ以外で処理が安定せず、恐怖のポケモンでした。

アローラキュウコン+水に強いエース

オーロラベールをウーラオスで見ていたので、とにかくきつくて全然勝てなかったです。

・ステロ+雨イダイトウ

これも自分の構築でどう勝てばいいかが全く分かりませんでした。ステロが撒かれなければ雨イダイトウは対処できます。

◎反省と振り返り

今期の構築は、自分の中ではとても満足がいっていたし、勝てる自信があるものでした。しかし最初に書いた通り、最後は勝ちきることはできませんでした。

なぜ勝ちきることができなかったのかを自分なりに考えてみました。

まず、とにかく使い手であるぼく自身の実力不足です。同じ構築でも2100や2桁を取れる人は必ずいると思います。ぼく自身がもっと大局的な試合の見方ができるようにならないと、壁は超えられないと感じました。

次に、構築がスタンダードすぎて対策されすぎていたことです。勝てると思った相手には予想外なメタを張られていることが多かったです。

◎おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございました😊

今期はたくさん潜っていたので、そのぶん酷い勝ち方をしてしまった試合も多々ありました。申し訳ないです。

勝てずに妥協した結果にこそなりましたが、得た経験は大きかったので、今後もめげずにがんばっていきます。

わた わた。