◎はじめに
わた わた🎶 どうもわたぼうです。
今期は最終73位で、4ヶ月ぶりに最終2桁を取ることができました!
レギュIではずっと2桁以上が取れず悔しい思いをしていたので、最後の最後で取ることができて嬉しいです😊
今期の構築はこれでした!

レンタルも出しておくので、もし興味があればレギュJでもぜひ使ってみてください😊
◎構築経緯
①ザシアン
ぼくはレギュGでずっとザシアンを使ってきているので、レギュIもザシアンを使うことにしました。
この4ヶ月で、水やノーマルや格闘など色々なテラスを試していましたが、環境にヘイラッシャが多くなったことや、ホウオウ絡みに勝ちやすくしたかったことから、最終的に電気テラス型で採用しました。
②黒バドレックス
相方の禁伝には特殊の高火力が欲しかったので、黒バドかミライドンの2択で考えていました。
ミライドンはヘイラッシャに非常に強く出ることができるのがとても魅力的でしたが、
ザシアンを使う上で天敵になる禁伝がコライドンであり、コライに勝ちに行くことを考えると黒バドの方が良さそうだと思ったため、相方は黒バドを選びました。
黒バドの型は、相手のスカーフコライを上から強く殴ることができるように、スカーフ×ゴーストテラス型で採用しました。
③ディンルー
バドザシで戦う上で、ステロやカタスで定数の削りを入れていくことが、バドザシの全抜き性能の高さに大きくマッチしていると考えたので、ディンルーを採用しました。
ディンルーは相手のミライ黒バドの主力技にタイプがとても強く、圧倒的な耐久力で、壁やトリックルームなどに時間稼ぎをする立ち回りを自然と取れる点もとても強力でした。
対面性能が高く、地面の一貫を切ることができ、カイオーガ入りの構築に強く動かしやすいため、鉢巻カイリューを採用しました。
カイリューはタイプがザシアンと相性補完が良く、ノマテラを切れば黒バドと補完が良くなるので、バドザシ両方と抜群の相性があります。
レギュGの経験から、受けサイクルに対しても、電気テラスザシアンと鉢巻カイリューで物理の役割集中で崩すのが強いと考えました。
⑤パオジアン
タスキ枠として、ザシアンやザマゼンタ以外の大半の禁伝に強く戦うことができる、パオジアンを採用しました。
悪テラス+剣舞噛み砕く型にすることで、ミライ白バド構築や、日食ネクロズマ、ラウドボーン入りに強く動かすことができました。
ここまでの5体では、環境に最も多いコライドンスタン(コライ、黒バドorルナアーラ、グライ、ラッシャ、ディンルー、パオ)に対して、強く戦うのが難しいと感じました。
コライドンスタンに勝ちに行くプランをずっと考えていたところ、レギュGでも使っていたアシレーヌが
・タイプが上記のポケモンたちにとても強く、コライドンに最低でもテラスを強要できる
・チョッキを持たせることで黒バドにも対面負けづらい
・こちらの黒バドを通す上で厄介なチョッキディンルーに対して、特殊で弱点を突けるため役割集中で崩しやすくなる
これらの理由から強い解決策になると考えたため採用し、構築が完成しました。
◎単体紹介
・ディンルー

〈調整意図〉
・H……奇数最大(ディンルーのカタス意識)
・A……B4振りパオジアンを地震2発で87.5%で落とす
・B……性格補正をかけて端数
・D……特化ミライドンの抜群テラバ2発を、オボン込みで83.6%で耐える
臆病黒バドの草結び2発を88.7%で耐える
・S……ミラー意識。テラス後に対面した際を想定して高めに
〈感想〉
構築の主軸です。
このポケモンはステロ要員でありながら
・ミライ黒バドの技の一貫を切る特殊受けとして優秀
・居座り性能が高いため、壁やトリルターンの枯らしが自然と行える
・吹き飛ばしで展開の阻害ができ、相手の選出を把握して試合プランを立てやすくなる
・相手が何のポケモンでもカタストロフィで大きく削れる
・炎テラスを切ることでコライやザシアンとの殴り合い性能も高い
といった要素を兼ね備えていて、もはや禁伝のポケモン並みに強いと感じています。
技構成は、パオやザシアンを殴っていくための地震、ラッシャディンルーなど硬いポケモンやランドロスを大きく削ることができるカタストロフィ、役割上必須なステロと吹き飛ばしです。
炎テラスは、コライやザシアンとの撃ち合い性能が高く、黒バドの草技やドレキを半減できるのが強力でした。ただ水弱点が一貫しているので、カイオーガ入りには出来るだけ投げないようにしていました。
・黒バドレックス

〈調整意図〉
C……破壊性能を最大限意識してぶっぱ
ASコライドンを霊テラスビットで62.5%で落とす
D……端数。臆病ミライドンのイナドラを87.5%で耐える
S……スカーフバドミラーでなるべく勝てるように最速
〈感想〉
圧倒的な速さ、火力、型の豊富さを持つ最強の禁止伝説です。
黒バドのおかげで、ザシアンの天敵であるコライドンにも、大きな不利を強いられることが無くなってとても助かりました。
最強のポケモンではあるものの、相手も対策を厚くしていることが多く、チオンジェン、ドドゲザン、Aベトベトン等にはこの型の黒バドでは何もできないため、これらのポケモンがいるときは出さない選択をする試合も多かったです。
スカーフ黒バドを使う上で、ノマテラをどこまでケアすればいいのかにずっと悩まされていましたが、なるべく相手に先にテラスを使わせる展開にしてから動かすことを意識したことで使いやすくなりました。
技構成について。サイコキネシスはノマテラをケアして撃つ技として使いやすいので採用、草結びはディンルーラッシャの並びの崩しに強力なので採用、@1は、キョジオーンや耐久系禁伝にスカーフを押し付けるのが強いためトリックを採用しました。
・ザシアン

〈調整意図〉
・A……剣舞を採用しない型なので、素で最大限高めに
メタモンが変身したザシアンを、ステロ込みで巨獣斬で確定1発
・HD……黒バドの+1アスビ確定耐えで、ステロ込みでも68.8%で耐える
・S……最速テツノワダチ抜き
〈感想〉
禁伝枠というより、もはや相棒枠です。
今回も電気テラスで採用しました。実はザシアンを電気テラスで記事を書くのはこれが四度目です。そろそろ違うテラスも使わなきゃです😥
電気テラスはホウオウ、ラッシャ、ママン絡みを崩すのに強く、ミライのイナドラやメタモンの巨獣を半減できたり、電磁波を無効にしたりと、勝ち筋を広げる使い方が多くできてとても好みです。
技構成について。草分けはSの不足を補えて全抜き性能が上がるため採用。電気技は、レギュGの時は反動がないテラバで使っていましたが、レギュIからは他にテラスを回したいことが増えたためワイルドボルトを採用。@1は、テツノワダチ、ブリジュラス、ガオガエン、ザマゼンタを強く殴るためにインファイトにしました。
・カイリュー

〈調整意図〉
H……定数ダメージ最小になる16n−1
陽気コライドンの逆鱗を確定耐え
A……全てを破壊するため特化
S……準速キノガッサ抜き+1
遅いカイオーガ、ホウオウ、ランド、ウーラ、グライ意識
〈感想〉
カイリューもずっと使っていて愛着が強く、性能以前に大好きなポケモンです。
レギュIからカイリューは通すのが少し難しくなりましたが、レギュGよりも選出する場所を見極めるようにしてからは、マルスケとノマテラでの禁伝との殴り合い性能の高さは依然として強力でした。
受けループを筆頭にした受けサイクルに、鉢巻カイリューと電気ザシアンで物理の役割集中で崩しきるのが強かったです。
技について。アイススピナーはランド、グライ意識です。この技の枠は他にも空元気やけたぐり、アクアジェットなど色々な技に変えて使っていました。
・パオジアン

〈調整意図〉
ミラーや、最速テツノブジンを意識して準速AS
〈感想〉
色違いのパオジアンを早速使って勝つことができました。もしかしたらこれも色違いのパワーなのかもしれません。
この構築は、ザシアンをヘイラッシャに抗える型にしているので、パオはラウドボーンや日食ネクロに強く出ることができ、ミライ白バドへの破壊性能が高い、悪テラス噛み砕く型にしました。
相手の構築によっては、バドザシよりもパオジアンを通すことを目指すことが多かったです。
悪テラス剣舞パオは破壊性能が高く、満遍なく削った相手を、ラス1から全抜きするときがとても爽快なのでおすすめです。
・アシレーヌ

〈調整意図〉
・HB……陽気鉢巻コライドンの炎テラスフレアドライブを確定耐え(意地の場合は50%で耐え)
黒バドのサイコショック2発を86.8%で耐え
A特化ディンルーの地震2発を64.9%耐え
・C……補正をかけ最低限振り
・D……端数
・S……オーロンゲ意識
〈感想〉
ぼくがアシレーヌで2桁以上を取ったのは、なんとこれで4回目です。コライドン構築に強いポケモンなので、とても信頼しています。
今回のアシレーヌについては、とにかく耐久振りがとても活きました。
もともとHCベースで使っていましたが、鉢巻コライや鉢巻ランドにワンパンされたり、サイコショックのある黒バドに安定しないのが悩みだったので、Bに厚い調整に変えたところ、とても安定するようになりました。
Cをあまり振らないことでの火力不足は懸念していましたが、そのぶんディンルーを殴れる回数が増えたり、最終戦も耐久を振っていたおかげでチョッキランドの地震を2耐えしてくれて勝つことができたので、とてもよかったです。
テラスはあまり切らないと思い、いざというときドーブルやアラブルタケの胞子を無効化できる草テラスを採用しましたが、たまに宿り木型の黒バドに対して強く刺さった試合があり、なかなか有用なテラスでした。
技構成について。一致メイン打点のムンフォ、グライへの打点であり激流を強く使うことができる泡沫のアリア、コライの行動を見ながら対面操作できるクイックターン、タスキ潰しに便利な先制技のアクアジェットにしました。
◎選出
特に決まった選出の形は無く、毎回柔軟に選出していました。
黒バドザシアンは体感、両選出する試合が6割、片方しか出さない試合が4割ぐらいありました。
・基本選出①: ディンルー+ザシアン+黒バド
最も多い選出で、だいたいこれで投げれば立ち回りでなんとかなったりします。
ディンルーは必ずしも初手置きではなく、裏から投げる選択肢も取るようにしていました。
・基本選出②: ディンルー+ザシアン+カイリューorパオ
物理での役割集中をすることで崩して勝つ選出です。ホウオウサイクルや受けループにこの選出をしていました。
禁伝+ラッシャの、どちらかがフェアリーテラスを切ってきたら電気テラスザシアンが通り、ラッシャが炎など他のテラスを切ってきた場合はカイリューの鉢巻逆鱗が通ります。
この選出が強いことに気づいてから、レギュIでの勝率が上がったと感じました。
・対コライドンスタン: アシレ+黒バド+ディンルーorザシアン
コライ側の選出は、スタンの場合、コライ+ラッシャ+ディンルーが大半でした。
まずアシレの圧力でコライに炎テラスを強要して、クイックターンしてディンルーを出し、テラスして早めにステロを撒きます。
対コライスタンで重視していたのが、炎テラスしたコライドンにはステロが大きく刺さることと、裏がテラスの無いディンルーラッシャであれば、バドの草結びとアシレのムンフォで崩しにいけるということでした。
この2点を意識し、コライをステロで消耗させて、バドの草結び連打やアシレのムンフォアクジェが受からない圏内に追い込みつつ、ディンラッシャをステロとバドアシレの特殊集中で破壊する戦い方をしていました。
この立ち回りは炎テラス以外のコライには難しいですが、スタンの並びのコライは大半が炎テラスだったので基本成立しました。鋼テラス等の場合は対面的な組み方をしていることが多かったです。
対面的なコライ構築には、アシレ黒バドザシアンのような選出をして、コライの処理はアシレのクイタン+黒バドの霊テラスビットで行っていました。
カイオーガ入りに対しては、ディンルーを出さないことを強く意識していました。
レギュI後半で、カイオーガ×日食ネクロズマの並びがプチ流行していて、そこに対して悪テラスパオを強く刺すことができました。
・対ミライ白バド: ディンルー+ザシアン黒バドパオから2体
ミライ白バドに対しては、ミライを受けれてトリルの時間稼ぎができるディンルーが確定で、相手の取り巻きによってザシバドパオのどれを通すかを考えていました。
◎重いポケモン
・電気テラスコライドン
これだけが本当に無理です。アシレが無償突破されてしまうと相当きついです。
当たらないことをお祈りし、当たったときは相手を覚えて再戦に備えていました。
胞子の対策が薄い構築なので重めです。対面的に戦うことでごまかします。
・アラブルタケ
黒バドが止められるのに加えて胞子が重いので、キノガッサよりもきついです。
アシレを草テラスにした理由も、コライ軸に入っているこのポケモンが非常に厄介なためでした。
・ノマテラ草分け噛み砕くザマゼンタ
何人か使っている人がいて全敗でした。ザマゼンタは全禁伝で最も苦手でした。
◎おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございました😊
レギュIは最後までなかなか勝てるようにならなくて悔しかったですが、最後でようやく成長を感じることができたのが嬉しいです。
レギュJも、多くの部分はレギュIの延長だと思うので、引き続き頑張っていきます。
それではまたね! わたわた!!